hgot07 Hotspot Blog

主に無線LANや認証連携などの技術についてまとめるブログです。ネコは見る専。

Opening a UniFi Cloud Key Gen2 plus

AT YOUR OWN RISK, PLEASE. Li-ion battery inside.

 

My 2.5 year-old UniFi Cloud Key Gen2 plus was found dead in the server rack.

No power at all from the PoE.

At a glance, the power seemed okay from the USB-C jack. But, the box was showing "BAD USB-C POWER". (Please also read the botton for a lucky solution.)

"BAD USB-C POWER" message

And this... Oh, dear!

 

Unpacking the box

remove plastic back panel

 

remove metal back panel

 

remove HDD eject slider

 

remove connector

 

Be careful not to break the display when removing it.

remove display panel

 

display panel removed

 

Prepare for a burst.
Go to a safe place or use a metal bucket when sliding the enclosure or removing the battery.

 

remove the enclosure

 

My Li-ion battery wasn't swollen, luckily. Graceful shutdown doesn't work now.

 

view of the circuit board

 

The components are all small. There was nothing I could do.

 

USB-C powering

Cloud Key Gen2 plus requires USB-C power source capable of Quick Charge 2.0 or higher. After buying a QC 3.0-capable adapter, my box has come back to normal operation.

The "time bomb" is still in the box, though.

box in operation

 

Hope your Cloud Key will last long.

 

トンガの大規模噴火で生じた圧力波が地球をぐるぐる回っている件

[2022/1/18追記] 当初タイトルに衝撃波と書いていましたが、伝搬速度が音速程度なので衝撃波ではないということで、変更しました。

 

昔のエントリにも追記したのですが、サーバルームに仕掛けていた「どこでもセンサー」で地球一周したらしき気圧変化まで観測できてしまったので、まとめのために新たなエントリを起こすことにしました。

hgot07.hatenablog.com

前エントリからコピペ。

日本時間の15日午後1時10分頃、トンガ諸島の火山島「フンガ・トンガ フンガ・ハアパイ」で大規模な噴火が発生しました。この噴火により生じた衝撃波が世界にも広がり、日本でも微かに気圧変化が観測されていました。

一日経ってから、そういえばサーバルームのセンサーでも気圧観測できたなと思い出して、クラウドからデータを引き出してみたらこのとおり。見事に観測されていました! CSVファイルを見ると、若干ゆらぎがあるものの、概ね30秒間隔のサンプリングでした。

トンガから到達した一波目が綺麗に観測されていました

トンガ大噴火による気圧変化 (仙台市で観測)

トンガ大噴火による気圧変化 (仙台市で観測)

ソラテナで観測された時刻とも一致しました。

weathernews.jp

いやぁ、そんな巨大観測網でアニメーションされたら絶対に負けますやん……。

でも、こういうの見ると感動しますね。あと、手元のセンサーにデータが残っていたのも嬉しい。

トンガと日本の間が約8,000kmらしいので、地球の全周の1/5に相当します。噴火から7時間ちょっとでこの距離を飛んできたのですね

 

トルコの方がつぶやいていたのを見つけました。トルコとトンガの距離は約16,000kmです。UTCで20時頃 (JSTでは16日5時頃)に第一波が到達しているのですが、なぜか4時間後に第二波が綺麗に立っています。裏側から回った波にしては早すぎる気がしますが、どういう現象によるものか分かりませんでした。

 

地球の反対側を回ってきた波は、うまく観測できるでしょうか?

ざっくり計算してみると、地球の4/5周を回ってくるはずなので、7×4+13-24=17時頃となります。早速センサーのデータをグラフに出してみたものの、ピークがはっきりしません!

地球の裏側から来た波を探してみる

地球の裏側から来た波を探してみる

14時頃に盛り上がっているようですが、計算上、到達時間が早すぎます。地元の単なる気象現象なのか、それとも、どこかで反射されてきた波なのか?

 

オランダで観測されたという、第二波の気圧変化グラフが流れてきました。

いやぁ、これはしっかり見えているなぁ、羨ましい。でも、トルコと同様に二個ある……??少し間隔が短くて3時間後ぐらい。これもちょっと謎です。

 

さて、日本では、ソラテナでも逆方向の波はうまく観測できなかったようです (ウェザーニュースより)。

[2022/1/20追記] 末尾に追記したとおり、実は観測できていたようです。16日17時頃なので、上のグラフにある二つの山がそれっぽいです。

 

そして、地球を一周したと思われる2波目が!

weathernews.jp

おや、これならうちのセンサーにも何か残ってないかな?

再来日した波

再来日した波

2周目さんいたわ(゚∀゚)

こんにちは(・∀・)ノ

 

第1波が15日20:30頃、第2波が17日9:00頃なので、36.5時間ほどで地球一周した計算になります。伝搬速度を計算してみると、40000/(36.5×60×60)≒304m/sとなり、音速よりちょっと遅い

最初の計算の精度を少し上げてみます。40,000kmの1/5の8,000kmあたりに換算すると7.3時間になるので、7.3×4+13-24=18.2時頃に逆方向の波が見つかれば勝利(マテ

再度、逆方向の波を探してみる

再度、逆方向の波を探してみる

ぐぬぬ。明瞭なピークは見えませんでした。ちょろっと落ちている?

ソラテナでも観測できていなかったし、そこになければないですね orz

 

しゅくだい

ヨーロッパで観測されている、最初のピークから3~4時間後に来るゴーストのようなピークの正体を調べる。(誰か~)

エベレストとか関係ありそう?

 

[2022/1/20追記] 反対から回ってきた圧力波について、ソラテナで観測されなかったと当初は報告されていたのですが、本日の動画で見ると観測できていたようです。

weathernews.jp

 

おわり

 

 

ゴム製のレンズフードが何かといい感じでした

前のエントリ「新しいけどオールドっぽい単焦点レンズ 7Artisans 35mm F0.95 (MFT) を試す」で紹介した7Artisansのレンズですが、周辺光によるフレアが少し気になるものの、レンズフードが付属していませんでした。

私の写真撮影は主に旅先なので、普通のハードなレンズフードは、長くなるし、持ち運びにもかさ張るのでほとんど使う機会がありません。ただ、7Artisansには付けた方がよさそうという気持ちになったので、手頃なものを探してみることに。

(本エントリ、フードによるフレア減少などには触れていません。まだそのようなシーンで撮っていないので)

普通のレンズフードを探しにヨドバシに行ってみたら、ゴム製のものが目に留まりました。

 

こういうのは全然考えていなかったのですが、取り付けたままで全長がほとんど変わらないところに惹かれて、ハードタイプはさくっと諦めて、ラバーフードにしてみました。7Artisans 35mm F0.95に取り付けてみます。

ラバーフード1

ラバーフード1

ラバーフード2

ラバーフード2

なんか、触感がぐにゅぐにゅして気持ち悪い…… orz

あと、フードが歪んで見えるのが気持ち悪い。

ゴム製なので、カメラごとキルティングのポーチに入れてみると出し入れに引っかかるのが難点でしょうか。

 

畳んでみるとこのとおり。

ラバーフード3

ラバーフード3

ラバーフード4

ラバーフード4

おぉ、短い!

レンズに合わせて52mmΦのレンズプロテクターを付けて、その先にラバーフードをねじ込んでいます。クリップ式のレンズキャップがそのままフードの前にも付けられます。これは嬉しい!

実はもう一つ、ラバーフードには優れた特徴があります。知っている人は知っている、ガラス越しの撮影で映り込みを遮断できるのです。夜景を撮ろうとして、窓ガラスに邪魔された経験があれば、あの忌まわしい映り込みが無くなるのがどれだけ嬉しいか、分かるのではないでしょうか。

さっそく使ってみたのですが、うーん、冬季のせいか窓ガラスにフィルムが貼られていて、ボケてしまった…… orz しかし、明るい店内が映り込んでいない点はバッチリです。

仙台駅

仙台駅

この写真、フードの先端を窓ガラスに押し付けた状態で、カメラを少し傾けて、フードを歪ませて撮影しています。ハードなレンズフードにはできない芸当です。

シングルのガラスなら、これだけでもかなり助かるでしょう。

飛行機の場合、窓がプラスチック製で、フードやレンズで容易に傷ついてしまうので、ぶつけないように気を使います。ラバーフードならこの点も安心でしょう。

ただし、建物の二重ガラスや飛行機の多重窓では、屋内の映り込みを抑えるのが難しくなります。そんな時は、忍者レフ ミニが便利です。小さく畳めるといっても、エコノミー席で使うのは隣の人に嫌がられそうです。あと、CAさん (=保安要員) にちょっと警戒されるかもしれません。

 

 

新しいけどオールドっぽい単焦点レンズ 7Artisans 35mm F0.95 (MFT) を試す

無線LANの話はどこいったんだ!と突っ込まれそうですが、すみません、今ちょっとNDAな話に首を突っ込んでいまして……。もう少々お待ちを。

 

前回のエントリの続きのようなものです。

HELIOSをいじくっていると、絞りとフォーカスの両方がメカニカルなレンズが、直観的でおもしろく感じてきました。一応、今どきの電子式のレンズでもマニュアルフォーカス(MF)は可能ですが、絞りの調整には少し手間取ります。あと、電子式のピントリングは絶対位置からドリフトしていくので、ピントを決めにくいことがあります。

結局、マイクロフォーサーズ(MFT)機にHELIOS 44-2を付けると中望遠になってしまうということで、HELIOSAPS-Cで使うことにしたのは前記事のとおり。しかし、メイン機の OM-D E-M5 Mark II でも似たような使い方ができるレンズが欲しくなってきました(沼)。あと、HELIOS + APS-C が35mm判換算90mm程度の焦点距離なので、もう少し広い方が使いやすいかなと。

 

7Artisansがおもしろそう

それで、MFTで換算60~90mmになるような、何かおもしろそうなレンズはないかと探していたところ、偶然たどり着いたのが七工匠(しちこうしょう)の7Artisansでした。オールドレンズじゃないです!新しいです!

でもこれ、スペックの良さよりも画の味わいに振って設計しているらしく、興味を惹かれるじゃぁありませんか!

中国製というのに少し不安を覚えるのですが、オールドレンズにこだわったところでハズレを掴む危険性はあるので、安いし、試してみる価値は十分にありそう。

 

35mmの他に50mmのモデルもありますが、換算90mmで狭いっ!と苦しんでいたので、35mmをチョイス。F0.95とF1.2では、手持ちのNOKTON 25mm F0.95と比べてみたかったので、F0.95を選びました。後で気付いたのですが、MFTで使うと、もしかすると少し暗めかもしれません。

届きました。\ばばーん/

7Artisans 35mm F0.95

7Artisans 35mm F0.95

MFTマウント

MFTマウント

 

MFTマウント版を買ったので、アダプタは不要です。E-M5 Mark IIに取り付けてみたのですが、工作精度が低いのか、少し固い感じでした。ちょっと先行き不安。

NOKTONのクソ重いのには閉口したのですが、それなりに重量感があるものの、旅行に持ち出しても良いと思えるぐらいです。リングも適度なトルク感をもってスムーズに回ります。オールドレンズでは回らないこともありますからね……

 

レンズキャップは金属製で、かぶせるタイプのものです。レンズプロテクターを付けるとずり落ちてしまうので、クリップ式など他のキャップを用意する必要があります。

 

付属のレンズキャップ

付属のレンズキャップ

 

いざテスト!

触りまくった第一印象はとてもよい!

画角はHELIOSより広くて、使いやすそう。ただし、画がどうなるかを見ないと、まだまだ不安。

現代的な設計らしく、常識的な距離()まで被写体に寄って撮影できます。HELIOSは0.5mですが、この7Artisansは0.37mの刻印があります。

いやぁ、めっちゃ楽!(・∀・)

いきなりそれかよという感じで、逆光テストです(笑)

逆光テスト1

逆光テスト1

絞り開放で、ヘッドライトの面がボケています。オッと思ったのは、開放にしてもNOKTONみたいな派手なパープルフリンジが出なくて、少しのにじみで済んでいることです。

ちょっと絞ってみると……、

逆光テスト2

逆光テスト2

盛大なゴーストが出ました(汗)

なかなか手強そうですが、F8-16ぐらいまで絞って、カメラ側で露出を下げると、ゴーストは目立たなくなります。

逆光テスト3

逆光テスト3

ゴーストとフレアについて、もう一つ気になったのがこちら。

逆光テスト4

逆光テスト4

手振れしたので、画はダメダメですが、注目すべきは右側にある謎の光線です。MFTの撮影範囲外に照明があるのですが、フレアががっつり入ってしまいました。APS-C向けに設計されたレンズだからでしょうか?

この辺のクセと回避方法を掴んでおくと、本番で失敗しにくいと思います。

 

HELIOSで人々を魅了する(?)、いわゆるぐるぐるボケですが、コマ収差はどんな感じでしょうか。まずはHELIOSの例から。

HELIOS 44-2のボケ

HELIOS 44-2のボケ

円周方向にボケて、ぐるぐる回っている感じです。

次に、M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8の例です。

M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8のボケ

M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8のボケ

HELIOSよりぼかし過ぎていますが、画像の周辺部分でも円に近づくように頑張っているのが分かります。よくみるとおむすびになっていますが。

7Artisansの場合はこう。

7Artisans 35mm F0.95のボケ

7Artisans 35mm F0.95のボケ

少しレモン型になっていますが、エッジが少しうるさい感じです。

別のシーンで見るとこんな感じ。

電飾

電飾

電飾2

電飾2

レモン型のボケが出ましたが、ぐるぐる感はありません。HELIOSのぐるぐるボケは、生かせる構図ならよいのですが、そうでない時に出ると邪魔なので、その点で7Artisansはユニバーサルに使いやすそうです。

 

撮影例

抜群な撮影例はウェブに沢山あるので、そちらをどうぞ。

自分は写真得意ではないので、大したものは載せられません。

じゃじゃ麺

じゃじゃ麺

人を選ぶとよく言われる、盛岡名物のじゃじゃ麺です。開放では被写界深度が薄すぎるので、F2ぐらいまで絞ると適度なボケになるようです。

選んでくれてありがとう……😇

いちごのタルト

いちごのタルト

HELIOSでは手元の料理を視野に入れるのが難しかったのですが、換算70mmならなんとかなります。あと、0.37m程度まで寄ってもピントが合わせられるので、それなりに自然な体勢で()撮影できます。

日中の風景

日中の風景

日中に撮影する場合、開放だとシャッター速度が追いつかなくて、飛びがちになりました。それはそれで、古い失敗写真みたいな雰囲気が出て、おもしろいものです。

木と太陽

木と太陽

もろに冬の太陽を入れてみても、よい感じに撮れました。以下、大学キャンパス内を散歩した時の写真です。

路上の球

路上の球

通路1

通路1

通路2

通路2

看板と逆光

看板と逆光

建物1

建物1

建物2

建物2

少し紫のフレアとゴーストが出ています。わざと飛ばし気味に撮影しました。

土留めと雪

土留めと雪

奥の方に、少し色が付いています。色収差により少しエッジが色づく傾向があるようです。これもレトロ感に生かせるかもしれません。

 

まとめ

総合的な感想としては、これはイケる(・∀・)といった感じです。

画角がほどほどに広く、手元でも合焦し、あまり苦労しない感じです。もちろん、普段広角ズームを使っている身には特訓が必要ですが。

NOKTONは重いし、何よりも、画づくりの難しさを感じました。被写界深度の薄さに感動するものの、よく狙って撮影しないと、のっぺりした味気ない画になってしまいます。自分の腕の無さとも言える? 一方、今回のレンズは、いい加減に扱ってもカリッとピントが合って、それなりにアートな感じの画が出てきます。

旅先のサブレンズにも使えそうなので、次の旅行と散歩が楽しみです。

(NOKTONもうまく使えるようになりたい……)

 

おわり

 

 

HELIOS 44-2を持って長崎散歩

前エントリで紹介したHELIOS 44-2を持って、長崎でおさんぽしてきました。
(2022/4/24追記あり)

常用しているマイクロフォーサーズのE-M5 Mark IIにHELIOSを付けると望遠になってしまい、撮影するものがかなり限られてしまうので、APS-CNikon Z 50に付けて、二台体制です。重い……_(゚。3」∠)_

APS-Cのカメラに付けたところで、35mm判換算90mm程度の焦点距離になってしまい、中望遠相当なので、収まる被写体がかなり制限されます。これはつらい。

 

仙台空港長崎駅

とにかく、手元のものはほとんど撮れないので、遠くのものを意識的に狙うことになります。普段と違って、味のある画になる傾向はありそう。

仙台空港

仙台空港

仙台空港2

仙台空港2

仙台空港3

仙台空港3

富士山

富士山

反対側の窓席から撮影。プロペラ機のDHC8-Q400なのと、普段より低めに飛んでいたので、横方向に見えたという偶然。

瀬戸内海あたり

瀬戸内海あたり

逆光なのに開放で撮ったら、シャッター速度が追いつかず、露光過多になってしまった例。フレアが見えます。

機内軽食

機内軽食

マイクロフォーサーズだと全く入らなかった機内食もこのとおり……、まだ入りません。頭の上にカメラを掲げても精一杯。

長崎名物

長崎名物

テーブルの向こう側に押しやって、やっとこさ。飯テロに使うのは難しい。

植え込みと電飾

植え込みと電飾

電飾はぐるぐるボケ(円周方向のボケ)が出やすいのですが、暗くてピント合わせが難しかった(要するに失敗)。

 

長崎市

長崎市電

長崎市

マニュアルなので、動くものを追うのは大変です。

薄暗いときのテロテロ感がよく出る感じ。

市電線路

市電線路

グラバースカイロード垂直エレベータ横

グラバースカイロード垂直エレベータ横

有名な場所(笑)。照明のゴーストがばっちり出ていますが、幸い目立たない位置に。

祈念坂の上の階段

祈念坂の上の階段

大浦展望公園横の路地

大浦展望公園横の路地

たまにグッと雰囲気が出るのがおもしろいレンズです。

大浦展望公園

大浦展望公園

少しぐるぐるボケが出た例。

大浦展望公園からの眺め

大浦展望公園からの眺め

夜の祈念坂

夜の祈念坂

東山手甲十三番館

東山手甲十三番館

曇天とはいえ、明るい空を向いて開放にしたので、フレアで白っぽくなっています。

東山公園

東山公園

は、入らない……。

東山公園2

東山公園2

東山公園3

東山公園3

東山公園4

東山公園4

ボケによる遠近感を出すのは得意なレンズです。

どんの山から

どんの山から

椎の木町の階段

椎の木町の階段

出雲近隣公園から見た階段。これまた有名な場所。

これを撮るには望遠レンズが要ります。

サバサンド

サバサンド

夜景

夜景

フォーカスを外した夜景

フォーカスを外した夜景

暗いシーンでは絞りを開けたくなるのですが、手振れしないようにカメラを固定した上で少し絞っておく方が、被写界深度が大きくなって綺麗に見えるようです。ぼかすのも味がありますが。

夜景と稲佐山

夜景と稲佐山

稲佐山の放送塔が、マンション広告のようになっています。

夜の大浦天主堂

夜の大浦天主堂

 自由亭喫茶室の灯り

自由亭喫茶室の灯り

時折グッと雰囲気のある画が撮れるのが美味しい。

カステラ

カステラ

美味しい。

自由亭喫茶室

自由亭喫茶室

日中にぐるぐるボケが出た例。狙ってもなかなか出ないのに、あまり出て欲しくないところで盛大に出るのもちょっと困りもの。

グラバー園展望デッキからの眺め

グラバー園展望デッキからの眺め

うっかり開放のままで撮ってしまい、露光過多で白く飛んでしまった例。失敗だけど、アート的には成功かも。

グラバー園展望デッキ

グラバー園展望デッキ

行った時は「ニュクスの角灯」のパネルがかかっていました。

お、ぉ??

グラバー園

グラバー園

太陽に向けて盛大なフレアを入れてみました。あまり綺麗には入らないですね……。

 

[2022/4/24追記] 追加の写真ですが、フォトスポットのパネルは色補正あり、ヒレカツトルコライス (レッケルさんにて) は縮小のみです。なお、こういうパネルを撮ると色や露出が狂いがちになるので、HELIOSは向かないと思いました。

「色づく世界の明日から」フォトスポット (グラバー園)

「色づく世界の明日から」フォトスポット (グラバー園)

「色づく世界の明日から」フォトスポット (グラバー園)

「色づく世界の明日から」フォトスポット (グラバー園)

「色づく世界の明日から」フォトスポット (出島ワーフ)

「色づく世界の明日から」フォトスポット (出島ワーフ)

ヒレカツトルコライス

ヒレカツトルコライス

 

おまけ

仙台に戻って、長町駅前の電飾です。

長町駅の電飾

長町駅の電飾

長町駅の電飾2

長町駅の電飾2

HELIOSでは、ぐーる、ぐーる。

後日、比較のために、M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8でも撮影してきました。マイクロフォーサーズなので、換算90mmとなり、APS-C + HELIOSと同じぐらいの画角です。

M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8で撮った電飾

M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8で撮った電飾

今どきの設計のレンズらしく、画像のどこでも、あまり大きく歪まないボケになりました。少しおにぎりっぽいところもありますが、ぐるぐるしない。HELIOSの機械式に慣れると、電子式のフォーカスリングはピント合わせが難しく感じました。回転の正方向・逆方向で位置が少しずれるので。

 

また色々と宿題ができたので、しばらくHELIOS縛りで特訓(?)してみたいと思います。

 

おわり

 

 

 

 

ロシアのオールドレンズHELIOS 44-2で遊んでみた

「なんだか最近、物欲を刺激されるようなものがないなぁ……」とぶらぶらとAmazonを眺めていたら、ひょんなことからHELIOS 44-2 58mm F2に行き当たりました。長く使っているのはOLYMPUS OM-D E-M5 Mark IIという、マイクロフォーサーズ(M4/3)のカメラで、NOKTONも持っているのですがあまり使う機会がなく、マニュアルフォーカスは面倒だなぁというぐらいのズボラ人間です。オールドレンズにはさほど興味がなかったのですが……。

「M4/3にも付くの?おもしろそうな画になって、数千円で買えるの、ナニコレ?」と、たまりにたまった欲求不満がバクハツして、ポチポチしていました。ぇ、二回?

久しぶりに結構遊べそうなヤツを手に入れたぞ!

それで、届いたのがこちらになります。

HELIOS 44-2と44M

HELIOS 44-2と44M

ぇ、ГЕЛИОСって何?Amazonの写真はHELIOSでしょ、掴まされた?

いいえ、これキリル文字でHELIOSのことです。このレンズ、同じモデルでも製造の場所や時期によって色々と仕様が違うらしいので、何が届くかガチャみたいなものです。キリル文字版はソ連っぽくて、ちょっとだけ嬉しい。USSRとかСССРとかの刻印が無かったのは残念🤔

それはそうとなんで44Mまであるの?はい、どんなレンズかよく分からなかったし、どうせ通関するなら一回にした方が楽でしょ!?😇

ざっくり書くと、こんな感じです↓

  • 実にカメラのレンズっぽい感じのレンズで、触っていて楽しい。
  • マイクロフォーサーズ機では焦点距離120mm (35mm換算)ぐらいの中望遠になるので、使いどころが難しい。
  • APS-C機では90mm程度で、そこそこ使いやすくなる。しかし、寄れるのは相変わらず0.5mまで。
  • マイクロフォーサーズのE-M5 Mark IIと、APS-CのZ50で、どうも性格がかなり違う気がする。沢山宿題が出た。
  • 超有名なぐるぐるボケは、今後の課題。(というか、私はへたくそだから、他のサイトを見て)

 

なぜかよく手になじむ

とにかく、持ってみて、回してみた感じが、とても手になじむ。固いと評判の44-2の絞りリングには閉口しましたが……。

ちなみに、44-2にはリングが三つあり、前玉の方から絞りリング(?)、2番目のゆるゆるなのがこれまた絞りリングで、3番目がフォーカスリングですね。まぁ、検索してみれば解説が出てくる訳ですが、1番目のリングがかなり固くて、そこに動かせるリングがあるとは気づきにくいです。

いやぁ、コロコロしていて、触っているだけでも心が休まる。

 

マイクロフォーサーズでは使いどころが難しい(かも)

ついてきたM42-M4/3アダプタは、おまけみたいな雰囲気ですが一応金属ボディで、それほど違和感なく装着できました。44Mについてきたアダプタは、回り止めがなくて、カメラ側の着脱に少し気を使います。気に入らなければ、ちゃんとしたものを買えばよろしい。

E-M5 Mark IIに装着して、いざ……って、めっちゃ遠い!被写界深度うっす!

HELIOS 44Mで撮った44-2

HELIOS 44Mで撮った44-2

どちらのレンズも、結構な望遠で、0.5mぐらい離れないとフォーカスが合いません;;

冷静になって考えてみると、M4/3に取り付けると35mm換算で焦点距離120cmぐらいの中望遠に相当します。これは使いどころがかなり難しい!

ただ、いじくっていると、とても素直にフォーカスが合います。フォーカスリングの回転範囲が広くて、微調整も楽。あと、E-M5 Mark IIだと、焦点が合った瞬間にふわっとカリッと像が浮き出るような感覚がありました。NOKTONよりずっと楽な感じ。

 

とりあえず連れ出してみた

HELIOSと言えば「ぐるぐるボケ」ですが、まだそんな写真は撮っていなくて、どうやって使おうかと苦戦している段階。ちゃんと撮影散歩に出ないといけないですね。

とりあえず、出張のついでに連れ出してみました。機内食を撮影してみたのがこれ。

機内食

機内食

www

頭の上まで持ち上げても、機内食のトレイが全く入りません。照明が暗いので、ピントもボケボケでした⤵

機内風景

機内風景

2列目の座席から撮影してこれ。どうしろとww

月と大阪モノレール

月と大阪モノレール

大阪空港駅

大阪空港駅

月が撮れるほど望遠ではありません。さすがにF2は明るくてボケにくい。

pinoアイス

pinoアイス

明度は調整済みです。とにかく薄いのがよく分かる。あと、光がいびつにボケていて、これがぐるぐるボケの素質?

光にエッジが付いていますが、F2のレンズなので、NOKTONの開放(F0.95)みたいに派手なパープルフリンジが出ることもなく、扱いやすいだろうと思います。

枕

照明器具

照明器具

面白い画になりそうなものはありませんね。

朝日

朝日

とにかく、窓の外のものでも近い近い><

 

APS-Cではどうなの?

中望遠だとむちゃくちゃ使いにくい感じですが、かといって焦点距離を短くするのは無理。逆なら手はあるんですけどね。2x テレコン付けてみるとか。

2xテレコン付き

2xテレコン付き

おいこらw
でも、テレコン付けてもちゃんと写るんです、これがまた ↓

E-M5 Mark II + MC-20 + HELIOS 44-2

E-M5 Mark II + MC-20 + HELIOS 44-2

とにかくM4/3で画角が狭くなるのはどうしようもない。すごくおもしろいお散歩レンズになりそうなのに。

あぁ、どうせレンズ交換も面倒だから、ちっちゃいサブ機でも探してみる?

APS-Cなら、もしかする?

でもE-M5 Mark IIより大きくて重いものは持てない体ですよ?

Nikon Z50 + HELIOS 44-2

Nikon Z50 + HELIOS 44-2

M42-N.Zマウントアダプター

M42-N.Zマウントアダプター

おかしい……、安レンズを買ったはずなのに、本体が生えてきた🤔

サイズ的にはSONYCANONにも気になるモデルはあったのですが、絵作りの点でちょっと気になっていたNikonにしてみました。Z50の中古ボディ。

M4/3とAPS-Cで撮影したものを比較してみます。

バナナ (M4/3)

バナナ (M4/3)

バナナ (APS-C)

バナナ (APS-C)

APS-Cだと35mm換算の焦点距離が90mmぐらいになる?確かに広くなっていて、これなら使いやすそうです。

薄い被写界深度

薄い被写界深度

うすいうすいww

 

宿題

さて、APC-Cだと使いやすい焦点距離になったので、これで色々解決かと思ったのですが、どうもそうではない感じ。

まず、Z50に付けたHELIOS 44-2では、フォーカスがちょっとシビアです。被写体になかなかビシッと決まらない。前に書いたように、E-M5 Mark IIでは凄く楽だったのに、この差は何でしょうね?

あと、やはり焦点距離の違いのせいか、E-M5 Mark IIではボケまくった背景と被写体が立体的に分離してとてもよい感じですが、Z50では境界がふわっと溶け込む感じがあります。

これはもしかして、オールドレンズの相性がモロに出た感じか?おそらく、どんな画にしたいかで、使い分けないといけないやつ。要するに沼……、おー怖い><

 

入手先

レンズ2個はAmazonでnadiiという業者から買いました。評価が良い方だったのでここを試してみたのですが、注文直後に「注文完了時<注文番号>に予期しない問題が発生しました」というメール(日本語)が届いて、COVID-19のせいで発送が遅れることがあるから、いきなりAmazonなどに報告するなとのことで、ちょっとビビりました。あと、10日ぐらい経って、Amazonからクレジットカードの請求が届いて、発送済みの表示になっているのに、なかなかUPSのステータスが変わらず、さらに心配にorz

さすがに気になったので、問い合わせてみたら、もう少し待って欲しいとのこと。うーん。ちなみに、日本語よりも英語の方がしっかりしていましたw 

ウクライナの住所をGoogleストリートビューで調べてみると、アクセサリ屋さんのようでした。

まぁ、ある程度のリスクは覚悟していたので、さらに待つこと数日、やっとUPSのステータスが変化。さらにポーランドに移動するまでも結構待たされましたが、その後は順調にドイツ、中国経由で、日本に到着し、クロネコさんが配達してくれました。

自己責任でどうぞ。

 

おわり

 

 

 

 

 

PIXELAのLTEドングルMT110はRouterOSやOpenWrtで使えるのか

使えます!

 

おわり (マテ

 

ふつうの使い方のレビューは沢山あるので、そちらをどうぞ

PIX-MT110では、専用ドライバが不要です。RNDIS (Remote Network Driver Interface Specification) に対応しているので、対応しているOSならば、USBで接続するだけで、イーサネットのインタフェースが生えてきます。

無線LANのアクセスポイント機能も内蔵されています。要するに、NAPT付きの、モバイルルータみたいなものです。

届きました、はいっ!……あれ、思っていたよりデカい。(初代SEを横に置く悪意)

PIXELA PIX-MT110

PIXELA PIX-MT110

 

ブラウザで 192.168.0.1 につなぐだけで、設定画面が出てきます。便利~(・∀・)

APNの設定は、プリセットされたAPNがないので、すべて自力で入力します。

APNの設定 (OCNの旧プランの例)

APNの設定 (OCNの旧プランの例)

DMZやポートフォワーディング、VPNパススルーの設定もあります。完全にNAPTルータですね。

ネットワーク設定

ネットワーク設定

 

OpenWrtの場合

OpenWrtにはRNDISドライバがあるので、ドングルを挿すだけで自動的にethインタフェースが生えてきます。

先日買ったGL-XE300 (Puli)に挿してみました。(いや、LTE内蔵のPuliに挿しても意味ないのでは)

OpenWrt箱の先につないだ端末からでも、設定画面にアクセスできます。これが結構らくちん。

ethは裏で自動生成されているのですが、それだけではLuCIのInterfacesに出てきません。手動でインタフェースを追加するときに、新しいethN (Nは番号)が選択肢にあるので、それを選びます。また、WAN側への関連付けが要ります。

追加されたインタフェース

追加されたインタフェース

Speedtestで速度を測ってみたのですが、家では5Mbps程度しか出ていなくて、セルラー側の限界のようでした。他のレビューでは15Mbpsとか出ていたりするので、ドングルには余裕があるはずです。

 

[2021/10/9追記] しばらく放置していたら、15Mbpsぐらい出るようになっていました。しかし、接続しなおすとまた遅くなることもあります。OCNモバイルONEとドコモのSIMカード、両方とも似た症状で、やはりセルラー網側の問題のようです。

IPv6のアドレスが取れないかどうか調べてみたのですが、ドングルにはIPv4の設定項目しかありませんでした。

 

RouterOSの場合

hAP acに挿してみましたが、なにもしてないのにlte1が生えてきました。

hAP acに挿したMT110

hAP acに挿したMT110

lte1インタフェース

lte1インタフェース

何もしなくても、これでLTE側が上流になります。WAN側のケーブルを引っこ抜いても大丈夫!

RouterOSで認識できるLTEドングルは限られていると聞いていたので、あっさり動いて、嬉しい誤算でした。

[2022/5/25追記] RouterOSではlteバイスとして認識されており、RNDISではなくCDC-ECMで動いている可能性もあります。

 

余談

IoTなどでセルラー網を使いたい例は少なくないと思いますが、3GやLTEのモジュールが意外に高くてつらいところです。Amazonで探すと数千円の中国製とか出てきて、ちょっと羨ましいです。技適は当然なし_('、3」∠)_

 

おわり