あれ?最近アイ・オー・データ機器のWN-7T94XRで遊んでいましたよね?
あっはい……。色々と試してみたいことがあって、黒い方も買ってしまいました。
これです。(注: この記事にはアフィリエイトリンクが含まれます)
同じWN-7T94XRをもう一台買おうと思ったら、よく使う店からは早々に掃けていました。ハードはおそらく同じで、ファームウェアまで同じらしい (ファイルサイズが違うので要注意) ので、それなりに調査がおもしろそうです。
というわけで、ここでは WRC-BE94XS-B をいじってみて分かったことを、順次書き溜めていきます。アイ・オー・データ機器版の記事と合わせてお読みください。
外観について
大きさはWN-7T94XRと同じですが、側面に放熱穴のようなものが開いています。ただ、中がよく見えないので、放熱用というよりも意匠なのかもしれません。
文字が比較的読みやすいです。レイアウトは WN-7T94XR と完全に一致。
ブートの時間なども、すっかり同じです (要するにトロい)。中身は Qualcomm Immersive Home 326 で、これまた同じ。詳しくは前の記事をどうぞ。
性能調査……の前に環境紹介
HP EliteDesk 800G6 SFF (Intel Core™ i7-10700 @ 2.9GHz)の PCIe x16 スロットにIntel BE200とtp-link TX401 (10GbE)を載せました。
上位回線に SINET L2VPN 10Gbps を用意して、Ryzen 7 5800X搭載のLinux機をNAPT箱にしています。有線接続ではこんな ↓ 感じで、10Gbpsなので揺れ幅は大きいですが、まぁまぁです。(iperf3はNAPT箱宛て)
そくてい!
Wi-Fi 7の表示が出ているのに、なぜかリンク速度が2.4Gbpsで頭打ちな感じです。
「OS (Windows 11*) のサポートが保留されているため、Wi-Fi 7 の機能は現在利用できません。その結果、ドライバーのインストール後、インテル® Wi-Fi 7 製品は Windows* 11 上の Wi-Fi 6E 機能で機能します。」
な、なんだってー _(゚。3」∠)_
Windows 11のWi-Fi 7対応は24H2からということらしいです。
とりあえず、測定……
あれ、こんなもの?
有線はすべて抜いてあるので、値は正しいはず。なんで……
まさかCPUがサチっているとは考えたくないですが、一応、有線でも確認します。
有線接続での性能
WRC-BE94XS-B のLANポート (2.5GbE)にPCを有線接続してみると、このようになりました。
あれ?下りがおかしいような。
試しにiperf3で見てみると……
ちゃんと2.5GbEっぽい値になっています。
まだチューニングが足りないのかもしれません_('、3」∠)_
今後の伸びしろに期待。
あと、Wi-Fi 7対応でちゃんと速度の出る子機が欲しい。
2024/5/27時点では以上です。