Beelink EQ12という、Intel Alder Lake N100搭載のミニPCを買いました。
だってこれ、小さいのに2.5GbEが2系統あって、Wi-Fi 6搭載で、CPUがそれなりにっょぃ。N5105の10WよりTDPが低い(6W)くせに高性能なんて、魅力的じゃないですか~
(フルパワー時はN100の方が少し消費電力が大きいらしいというオチがあります)
Amazonで安く出ていたのも魅力的。実はTRIGKEYという別の会社からも似たような製品が出ていて、端子のレイアウトが酷似していて、どうみても中身が一緒な気がします。たまたま安かった方を買ってみただけです。
さて、Windows 11の再インストールで少しハマったので、後半は自分用のメモです。
軽く紹介
ばばーん!
SSDの様子を見たかったので、いきなり開けてみます(笑)
写真のファンは小さめですが、これはHDD用です。CPU用は反対側にあります。前回の GMKtec NucBox7S ほど耳障りな音はしません。ただ、ファンが付いているということは、製品寿命がここで決まるということでしょうね。
肝心のSSDはというと、さらにネジを5本(だったか)外さないとアクセスできません。つらい!
SSDは M.2 NVMe 2280 なので、入手性はよいです。
なんでWindowsを再インストールするの?
とりあえず製品のレビューはこちらが詳しいです。
Amazonの製品情報をよく見ると、どこにもWindowsがプリインストールされているとは書かれていないんですよね。N5105のミニPCは軒並みWindows 11プリインストールだったので、イヤな予感が。(どうせLinuxで使うから関係ないんだけど?)
とりあえず電源を入れてみると……あれ?
Windows 11がプリインストールされているのですが、これ、大丈夫なんでしょうか? (ミニPC界隈はライセンスが怪しいことがある)
参考情報はここ↓ (モデルは少し違いますが)
「個人用途で使用が許可されていないボリュームライセンス(VL版)です。」🤔
手元のEQ12を確認してみると……、
おうふ🫠
重要なのは、新たにライセンスを購入する必要はないという点でしょう。
ハマったところ その1
あちこちの記事で、Windows 11を再インストールしろとさらりと書かれています。
まぁ、今時の環境なので、Windows 11も楽勝で入るんでしょう?
MicrosoftのサイトからWindows 11をダウンロードしてきて、いざ!
あー、ハイハイ、面倒な子ですねぇ……。(嫌々ながらLANケーブルを挿してみる)
「しーん」
強制再起動して、最初からやり直してみても、ボタンがグレーアウトされたまま。仕方がないので、検索してみます。
先人の知恵、ありがたや。
- 上記画面になったら、Shift + F10を押す。
- コマンドプロンプトが立ち上がるので、cd oobe を実行。
- BypassNRO.cmd を実行。
- 再起動されて、先ほどと同じ画面に、今度は「インターネットに接続していません」というボタンが出現する。
あとはいつもどおりのインストール作業です (のはずだった)。
ハマったところ その2
Windows 11のインストールが無事に済んだのですが、何かおかしい。
ネットワークが見えていません!Wi-Fiも動作していません!
デバイスマネージャで見ると、Intel I225-Vのドライバが正常に動作していません。仕方がないので、こんなこともあろうかと用意しておいたUSB-LANアダプタを使って、Intelのサイトからドライバをダウンロードします。
既存のドライバを一旦削除した後、ドライバを再インストールしたところ、無事に内蔵LANが動き始めました。
EQ12の無線LANアダプタはIntel AX101ですが、これもIntelからドライバをダウンロードしてきて導入すればOK。
ライセンスはどうなったか
ほい!
RETAIL channelの表記に変わりました😇
まとめ
ちょろっと動画サイトを眺めてみましたが、前回のN5105と同様、もう軽い事務用PCはこれで十分ではないかという性能です。DVDドライブ付きの高くてデカい省スペースPCは、もうオフィスから駆逐されそうです。
さて、当初の目的だったopenSUSEでも導入しますか……
おしまい